JIMSAKU「MEGA db」FUNHOUSE (FHCF-2405)'97 - Japan

神保彰(Dr)、桜井哲夫(B) ゲスト:塩谷哲(Key)、神崎まき(Vo)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●テクノ系

前作『DISPENSATION』では角松敏生をプロデューサーに迎えてのポップなサウンドでファンの意表をついたJIMSAKUですが、今度の『MEGA db』では更に過激な変化を見せています。『ドラムンベースを生でやったらどうなるか』をコンセプトにしてサンプリングやシーケンサも使用してのクラブ風サウンドが展開します。神保桜井両氏のプレイも今まで以上に超絶技巧ワザが全開しており彼らのハイテクプレイのファンの期待は裏切りません。随所にJIMSAKUらしいキャッチーなメロディも聞けますが全体的に聞き流すことを許さない攻撃的なサウンドです。1枚通して聴くと疲労感を感じるのは事実ですが、聴き終わった後にもう一度聴きたくなるような不思議な魅力をたたえたアルバムです。ただ実際にホンモノの(?)ドラムンベース、あるいはテクノから比較するとその特徴的とも言えるチープな質感の魅力という部分が希薄かな、というのは贅沢な要求でしょうか (^^;また、賛否両論かと思われたこのアルバムですが意外と『否』とする意見が聞かれませんですね。これは今までのJIMSAKUの購買層から極端に異質のサウンドが新鮮だったからかもしれません。
☆ やっぱりJIMSAKUはスゴい!と再認識させられるアルバムです。(をづ)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay