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Chucho Valdes「Bele Bele En La」Blue Note(CDP7243 8 23082 2 5)`98 - U.S.A. |
Chucho Valdes(pf), Alain Perez Rodriguez(ac-b), Roberto Vizcaino Guillot(per), Raul Pineda Roque(drs)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
丸R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系(□ブラジル系 ■サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●Latin Jazz系
友人から「凄いピアニストがいる.カミロとルカルカバがあわさったような超テクピアノもの..」というメールを貰って早速入手しました.一曲目はカミロ張りの超高速千手観音的なプレイでリズムやフレイズが乱れることなくキーボード上を両腕が暴れています.おぉサルサ系のピアニストだなぁ..と思いつつ次へ進むと落ち着いたピアノが続きました.3曲目ではガーシュインの「But not For Me」を爽やかに演奏してます.パーカッションのリズムが気持ち良いですネ.この曲でホッとした気分になると次はラテン/サルサ系のピアノに戻りました.この曲でもリズミックに一糸乱れることのないプレイが続きます.......
友人が言う様に「カミロとルカルカバがあわさったような超テクピアノもの」という表現がぴったりかもしれません.サルサ系のピアノはフロントだけでなくリズム楽器の1パートとして重要な役割を追ってます.そういうリズム楽器としてのピアノで鍛えられた確かなテクニックとそれが厭味にならないフレージングの上手さを感じました.
今回の作品はFusionというよりラテン・ジャズという分け方が良いかもしれませんが、Fusionファンでも十分楽しめるサウンドであり、ジャンルを問わずピアノファンも彼のテクニックを堪能出来ると思います.
この作品を聴きながら、カミロとデュオをやったら凄いことになるなぁ..と思いました.どなたかレコード会社の人、企画しませんか??
☆カミロ系ピアノファン・サルサ系ファン必聴の作品!!(アスワン) |