音を聴いただけでそれが誰だかわかるというのが私はミュージシャンの『一流』の基準の一つだと思っていますが、その意味でまごうことなき『超一流』な高中氏の新作です。やはり期待をうらぎりません (^^)
クリアなトーンのシングルのサウンドでのテーマから太いSGのディストーションが入ってサビを奏でるという高中氏の曲作りはまるで水戸黄門を見ているようですが、やはり高中はこうでなくてはいけません。常にに新しいチャレンジを追求していくのも一つのあり方ですが、常に期待された作品を期待された質の高さで持続していくのも並みのコトではありません。その意味でも高中は一流も超一流。『高中はしばらく聴いていないなぁ〜』というリスナーでも安心です。
今度のアルバムでも高中はあの『Blue Lagoon』の高中です。さて、今回のアルバムですがあいかわらずのポップでキャッチーでノリノリなナンバーもさることながら、特徴的なのは『トロピカルなごみ系』とでも言うような曲が多いコトです。高中氏は時折そういった系統の曲を作りますが、今作ではそれが多いですね (^^)
それとまた今回もドラマーは参加させずにドラムパートはすべて打ち込みです。
☆ 何度もリピートして聴きたくなる 一流の安心感 (^-^) (をづ)
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