Wysi Wyg 「What You Sing is What You Get」SubConscious(sub-1006)`97 - Japan
新澤健一郎(key), 矢堀孝一(g), 岡田治郎(b), 嶋村一郎(drs)

    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

この作品は先週目にはしていたが、今週CD漁りをしていたらハードな音も聴きたいと思って今週手を出しました. 日本のFusionに詳しくないのでこのバンドはバンドなのか一時的なものなのか、リーダーは新澤氏なのか矢堀氏なのかよく分からないです .(^^;)矢堀氏といえばフラジャイル=オーバー・ドライブ系のギターサウンドというイメージが強いんですが2曲目でナチュラルな音色でM.Stern 張りのなめらかなピッキングに意外な感じがしました. へぇ〜こういう面もあるのかぁ..... と思ったら3曲目は、フラジャイルの様なハードな曲....う〜んやっぱり... (^^;)日本のFusionファンというもは面白いもので、邦楽Fusionを聴くファンは邦楽専門、洋楽Fusionファンは洋楽専門と分かれている傾向があります. 僕はどっちかというと後者の部類に入るのでしょう. そして邦楽専門のファンの好みを分析すると「親しみ易いメロディ」を持ったバンドと「テクニックが凄いバンド」が圧倒的な支持を集め、そのどっちも属さないバンドやミュージシャンはなかなか日の目を見ないという歴史があると勝手に思ってます. その両方を持ったもがカシオペアで日本においてはトップクラスの人気を誇ってます. この作品にその「邦楽バンドが売れる方式」をあてはめてみると「テクニックが凄い曲」と「親しみ易いメロディを持った曲」が独立した様な感じで分かれています. そういう意味ではまだバンドとしてサウンドを作ったというよりは取り合えず集まって作品を作ってみたというスタンスなのかもしれません. それがこの作品のコンセプトの「彼らのJAZZ」なのかもしれません. フラジャイル的要素、そしてメンバーが持ち寄った非フラジャイル的な要素が混じり合わずに独立して存在しているというのがこの作品のサウンドを紹介するに相応しい(楽な (^^;)) かもしれません.
 ☆ 只、うるさい (失礼!)ばかりだと思っていた矢堀氏の別な面が見れました. (アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay