Kirk Whalum「Colors」Warner Bro.(9 40809 2)`97 - U.S.A.
Kirk Whalum(ts), Phillipe Saisse(key,PGM), Chris Minh Doky(b), Ron Jenkins(b), Mark Harris(B-3), Gerald Albright(ts), Paul Jackson jr.(g), Aberaham Laboriel(b), Dwight Sills(g), Justo Almario(ss), Luis Conte(per) etc.

    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ●ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

出てたのは知ってましたが、この手のスムース系は流行りに流行って、氾濫していて僕の少々耳タコ状態だったので手を出さなかったんですが、お店でたまたま10曲目の「The Back Porch」というシンプルなアレンジにサックスとボーカルのユニゾンの曲が気に入りカウンターへ直行したらこの作品でした. リバーブ( 最近珍しくなった) をかけたキーボードにボーカル (ボイス) のユニゾンのこの曲は他の作品と比べて特異な曲でこの作品での目玉だと思います. 他の曲は所謂スムース系でしで、ループ系のドラム、ポップでメロディアス、黒っぽい雰囲気を持っているという冒険的ではない安定感のあるスムース系の王道を行く路線です. P.Seisseという当代きってのスムース系のキーボードプレイヤーがプロデュースとアレンジそして作曲に参加し、彼の全面的な支援を受けて作った作品だけであって、どの曲もアルバムの一曲目に成りうる出来の良さを感じます. 只、残念な事に聴いている僕が耳タコ状態の為に新鮮味を感じなく右から左へと聴き流していることです (^^;)冷静に客観的に聴くとスムース系を好む人にとって「うぅ!!たまらん!!」と言って思わず左手にハンカチを握ってしまう作品かもしれません. スムース系の音だけでなくJusto Almario(ブラジル系ラテンFusion) の参加によってボサノヴァタッチの曲もやって変化をつけています. ホントどれもアルバムの一曲目に収まっても不思議がない程の出来です. 僕じゃなかったらスムース系が好き人は脳味噌錯乱級!!の評価だと思います
 ☆ 邦楽ファンにも楽しめる作品だと思います.(アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay