村田陽一SOLIDBRASS「What's Bop?」JVCビクター(VICJ-242)'97 - Japan

村田陽一(Tb), Michael Brecker(Ts), 渡辺貞夫(AS), 村上"PONTA"秀一(Drums), 西村浩二,荒木敏男(Tp), 山本拓夫,竹野昌邦,本田雅人,小池修(Sax), 佐藤潔(Tuba)
     ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
   ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
   ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系   □カリプソ系)
    ○ユーロ系        ○JAZZ系     ●JAZZとFUSIONの中間系
   ○ブルース系     ○ロック系        ●ブラス系

日本を代表するホーンプレイヤー集団の通算5作目。前作の「Double Edges」では、David Sanborneのゲスト参加が話題になったが今回はMichel Brecker(ts)と渡辺貞夫(as)がゲスト参加している。彼らのレギュラーとしての形はホーン+ドラムスというスタイルであり、ベースパートをチューバが担当している。 過去の作品では、キーボードやギターの参加はあったものの、今回はレギュラーでのスタイルでの作品となった。 Michael参加の「Three views of a secret」はJaco Pastoriusの名作「Theword of mouse」に収録されていたナンバーであり、Michel自身も参加していたアルバムであった。ここでのMichelは伸びのいいプレイを聴かせてくれる。JacoのWeather Report時代の代表ナンバー「Teen Town」ではピッコロ、チューバ、バスクラでメロディを演奏している。これは新鮮に感じた。渡辺貞夫参加の「Come Sunday」(D.Ellington)はスローなナンバーである。個人的にはもう少しアップテンポなナンバーを期待したかった。 そして「Ponta march」での村上“PONTA”秀一氏の愛敬たっぷりのトランペットなど、管楽器好きにはたまらないレパートリーが盛り沢山である。緻密なアンサンブル,ソロプレイなどのレベルも高い。特にベースパートを努める佐藤氏のチューバには注目して欲しい。全体を通してみて村田氏の管楽器に対するこだわり、ホーンセクションの可能性をより強く追求した作品と感じました。 ☆彼らの演奏レベルの高さは海外でも通用しますよ。
追伸:非オフィシャルですがSOLIDBRASSのホームページもご覧ください。(キクリン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay