PONTA BOX「The One 」ビクター(VICJ-240)`97 - Japan

村上秀一(dr), 佐山雅弘(kb), バガボン鈴木(b)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系
ベースが交代しましたねぇ. 彼らの4枚目の作品です. PONTA BOX のイメージはストレートの豪速球をストライクゾーンに投げ込み、バッタバッタと三振に切ってとる様な気持ちの良い程に小細工無しの直球勝負というものです. でもこの作品を聴いた時、今までのイメージが変わりました. 直球より変化球が多い様な感じを受けました. ピアノ、ベース、ドラムがバトルを繰り拡げながらそれぞれを主張して結果として3人のアンサンブルが作られてきましが、どうもドラム中心で、他の楽器はドラムに合わせている様な(添え物)感じを受けます. アンサンブルとして何かイマイチしっくりこない様な印象を受けました. 3人の個性がぶつかり合う快感が薄く何か最後まで欲求不満のまま終えてしまいました.PONTA BOX なので村上氏のバンドなので、今回のベースの交代の様にドラム以外は、交代もあり得るゾッという示唆をした訳です. そうなると村上氏中心の作品作りは当然の事ですが、聴く側が勝手にイメージした、3頭政治の如くバトルが少なくなっても文句は言えません. 只、僕の感想としては欲求不満の残る作品です. 選曲がどうのこうのいう以前のサウンドのコンセプトに変化があった様に感じました.
☆ どうもドラムス中心のサウンドに聞こえてくるのは僕だけでしょうか??(アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\3000 at HMV渋谷(2/22/97)