Essence All Stars「Organic Grooves」Hip Bop Essence(HIBD 8010)`96 - U.S.A.

Joey Defrancesco(organ), Dr.Lonnie Smith(organ), Kenny Garrett(sax), Grover Washington Jr.(sax), Lenny White(dr), Idris Muhammad(dr), Tony Purrone(g)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ●ブルース系     ○ロック系    ○その他
"Organic"という単語、訳すと有機的なとか本来のという意味でそれにグルーヴがついているタイトルなのですが、聞いてみてなるほどというタイトルでした。 音は一言でいってしまえばオルガン・ジャズです。(ちょっとファンクっぽい曲も混ざっていますが)"Organic"という言葉と"Organ"をひっかけているのでした。一曲目はジョーイ・ディフランセスコとロニー・スミスのツイン・オルガンでベースなしという編成での12分にも及ぶ演奏で始ります。ただの4ビートのオルガンジャズなのですが、ノリが何ともいえずブルージーで粘っこくうねっていて気持ちよい音です。全5曲、全てオルガンの音が中心になっているのですが、うち3曲に参加しているサックスのケニー・ギャレット、この人モード系のクールなフレーズを吹くという印象があったのですが、かなりファンキーに黒いフレーズを吹いていてちょっと意外な感じがしましたが、これがなかなかはまっています。最近のHIP BOPレコードのサウンドの全体の傾向でもありますが、まるでモノトーンの写真のようなイメージの音です。どうってことない音なのにクセになりそうなサウンドです。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay