Chick Corea Akoustic Band「Live From The Blue Note Tokyo」Stretch Records(MVCR-240)`97 - Japan

Chick Corea(pf), John Patitucchi(b), Vinnie Colaiuta(dr)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ○その他
92年のブルーノート東京でのライブ盤で、チック・コリア・アコースティック・バンドとしては唯一のヴィニー・カリウタをドラマーに迎えたレコーディングということになります。今まで発表されていたアコースティックバンドの2枚のアルバムはドラムはデイブ・ウェックルが叩いていましたが、ドラマーが変わることによって全体の印象が変わっています。スティングなどのポップス色の強いセッション・ワークで知られるヴィニーが叩くことによってウェックルよりも大きくうねるようなノリがでているように思います。筆者はこのレコーディングの前週にブルーノート大阪でこのバンドの演奏を見ているのですがその時はヴィニーのドラムは生ピアノのトリオには音数が多い上に音量がすさまじく釣り合いが悪いように思っていたのですが、このようにレコーディングされてバランスよくミックスされたものを聞くと意外なほどこのバンドにマッチしていてチックのピアノを盛り上げています。チックのピアノもリズムセクションに刺激されるように絶好調のプレイを聞かせてくれ、1曲目の「Humpty Dumpty」から全開です。このアルバム、チックの数多くの作品の中でもかなり上位に位置する名作になるのではないでしょうか。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay