Charlie Haden & Pat Metheny「beyond the Missouri Sky (short stories)」Verve(314 537 130-2)`97 - U.S.A.

Charlie Haden(a.bass), Pat Metheny (guitars and other instruments)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ●ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ○その他
ミズーリ出身のチャーリー・ヘイドンとパット・メセニーのアコースティック・デュオのアルバムです。この2人組み合わせはは80年のパットの80/81の初共演依頼、マイケル・ブレッカーのアルバムなどでも聞くことができますが、デュオという形式は初めてです。80/81からブレッカーのサックスとディジョネットのドラムスをなくしたらこんな感じになるんじゃないだろうかというのが聞いた第一印象でした。同じアコースティック中心のアルバムでもPMGの最新作の「Quartet」と違いかなり時間をかけて練って作られているなという感じです。なにげなく聞いているとベースとギターのデュオなのですが要所、要所に隠し味のようにギターがオーバーダビングされていたり、シンセパッドで音の広がりをだしたりと計算されたアレンジがうかがえます。全編を通してジャケット写真にあるようなアメリカの広大な平原の風景を連想させるような叙情的な世界が繰り広げられています。そして何ともいえず懐かしいような気分にさせてくれるメロディーがときおり顔を覗かせます。上の表には適当なところがなかったのでECMっぽい部分もあるのでユーロ系と書いてしまいましたが、これはユーロというよりもニュー・アメリカン・トラディショナル・ミュージックとでも言った方がいいようにも思います。パットの音楽性の器の大きさを見せ付けてくれるアルバムです。 (MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay
$12.99 at Tower Seattle(3/15/97)