Barbara Dennerlin「Junkanoo」Verve(53712202)'97 - U.S.A.

Barbara Dennerlin(B3,syn,pf), Don Alias(perc), Dennis Chambers(dr), Joe Locke(vib), M.Watkins(b), L.Plaxico(b), David Sanchez(ts), David Murray(ts) Randy Brecker(tp)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

ハモンドB3がトレードマークになってしまった彼女の新作です. メンバーはいつもの メンバー(D.Chambers,R.Brecker)ですねぇ. 音は割りと軽快な感じのサウンドでしょうか. B3の重厚なサウンドにホーンセクション が絡んで肩が凝らなく、かといって軽すぎないないサウンドでガンガン攻めてきます. ジャケットは顔半分が歌舞伎役者の様に毒々しい化粧をしているので内容もさぞやハードだと思いましが、前作までの路線で「重からず軽からず」という路線です. でも反対に言うとこの路線が個性を見えにくいものにしてますねぇ. どの曲も無難でそれなりに面白みもありますが、彼女しかやれない個性が弱く聴いた後の印象が弱いですねぇ. 例えばニール・ラーセンの「サデン・サンバ」のB3は強烈に耳に残りますが彼女の場合、どれが彼女の個性なんだろうと思い出しても中々思い出せなかったです. サウンドに癖がないからそう思うんでしょうが....癖が無いのが個性でしょうか??まぁ、作品的にはB3の生かし方もうまくまとめて、インパクトは弱いんですが万人好みの仕上がりだと思います.
 ☆ イマイチ、インパクトがなく紹介にしくい作品(アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay


\2190 at HMV渋谷(4/5/97)