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仙波清彦 「Jasmine Talk」ソニー (SRCL3590) '96
- Japan |
仙波清彦(PERC. ほか), Geeta Deshpande(Vo), 久米大作(Synth.Pf)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B 系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●ワールドミュージック系
仙波氏は邦楽の太鼓の家元にしてかつドラムも叩くという本物の「和洋折衷」のパーカッショニストであるが、本作にはそういった仙波氏の幅広い音楽性をまざまざと見せつけられる。音楽の素材はアジア全般からもってきているが、とにかく美しく洗練されていて退屈しない。地声なのにあまりにも澄んだ声がうたうヒンズー語の歌声には胸をしめつけられるし、ガムランの平均率とは違う音階が淡々と刻まれる・・・少しだけ乾いた音が木の実がはじけるかのよう。・・・タブラを叩く音が水にきこえる。世界中にはものすごい数の音楽様式とそれにあった楽器があるわけだが、それらを素材と考えたときいろいろな組み合わせで、しかもそれらの素材の良さを生かして、おいしく料理できる数少ないひとりが仙波氏なのだ。匂い立つかのような、流れに身をゆだねるかのような・・・落ち着いた、しっとりとした、そして洗練されたメロディーとパーカッションがしっくりと溶けあっている。1曲目であのT-Sの則竹氏をして「毎回死ぬ思いです」といわしめた究極のパーカッション・アンサンブル「オレカマ」が聴けるのもおいしいところ。オレカマ以外にもパーカッションの聞きどころが盛りだくさんである。このアルバムは16ビートばりばりが好きな人も、しっとり系が好きな人にもおすすめ。まさにFUSIONなアルバム。超推薦!!! (美芽)
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Slow | | | | | | | | | | | Speedy |
Light | | | | | | | | | | | Heavy |
Mellow | | | | | | | | | | | Hard |
Lyrical | | | | | | | | | | | Cool |
Melodious | | | | | | | | | | | Out of melody/code |
Conservative | | | | | | | | | | | Progresseve/Tricky |
Ensemble | | | | | | | | | | | Interplay |