Rob Mullins「Dance For The New World」ZEBRA(ZD 440062-2)'97 - U.S.A.
Rob Mullins(pf,key), Wilton Felder(ts), Eric Marienthal(ss), Alex Ai(b), Eric McCain(per), Hollis Gentry(ss), Sara Ingraham(vo), Mark Cargill(vln), Tonny Guererro(tp) etc.

    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

80年代までは彼の作品をよく聴いていたが、最近余り聴かなくなりました. 久々に彼の新作 (と言っても発売から大分たっているが) を聴いてみました. 一曲目から打ち込みのドラムが入り、最近流行りのパターンで嫌だなぁ..と思っていると2曲目以降からはそう気にはなりなくなりました.1、2曲目は軽く聴いていたんですが3曲目のラテン系の静かなピアノの曲がサルサのピアノソロから突然サルサの曲に転じてしまう辺りから興味が沸いて聴く様になりました.5曲目では女性のボーカルから幻想的に入りそして速いリズムにゆったりとしたピアノ曲はベノア調でバイオリンとのデュオからホンキートンク調のピアノになってベノア調に戻る変化のつけかた....と面白いアレンジをしてます. 再度一曲目から聴くと平凡んだと思った曲もよく練られていて良いメロディを持ってます. この人の名前を知っていて且つ作品を聴いたことがある人ってそう多くはないと思いますが、メイジャーレーベルや話題性が過去に有ればかなり人気になっていたはずだという事が聴けば分かると思います.例えば、リッピントンズ/フォープレイの様なスムース系の王道路線を好きな人には気に入られるサウンドだと思います.全体的にリッピントンズとかベノア調のメロディアスな明るく軽快な路線ですが、ラテン系やバーナード・ライト風のヒップ・ホップ調、ブラコンのバラード調等いろいろなサウンドがあり、聴いていて飽きない様な構成になってます.
 ☆ この人の作品は多く入ってきていないので見つかるか??という事が問題でしょうねぇ (アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay