安藤まさひろ「ANDY'S」ソニー(SRCL 3722)`96 - Japan

安藤まさひろ(g), テッド難波(key,synth), Matt Bissonett(b), Gregg Bisonett(ds), Michael Landou(g), Pauline Wilson(Vo), Steve Tavaglione(T.Sax), Masato Yamada(b), Joseph Williams(Vo), Doug Bossi(g)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ●ロック系    ○その他
T-スクェアのリーダー安藤まさひろの3枚目のソロアルバム。T-スクェアとの違いは、まずロック色の強い安藤さんのギターですね。何かこう・・・昔のスクェアを今風にした感じとでも言うか、(いい意味でね)懐かしい安藤節が今風になってるなと。T-スクェアではメロディーはサックスやEWIが吹くことが多いけど、このアルバムでは安藤さんのギターがギンギンの音で、でも端正に歌っている。このゆがんでるし飛ばしてるけど、どこかクールで端正な感じが安藤さんである。乙女座のもとロック少年という感じ。歌ものも3曲はいっていて、そっちはかるーく心地よい世界。打ち込みドラムの曲があるんだけど、生ドラムの方が音に立体感があって良い出来だと思う。(曲そのものは良いので残念!)アルバム全体をまとめていうと、ロック的なスピード感、シャープ感のあるフュージョン・・・という感じかな?初めて聴くと、ちょっと「バラエティに富む」というよりは、「とらえどころのない」感じで、相当聞き込まないと訳がわからなかった。(それでこんなにレビューが遅くなってしまったんだけど。)「ノンジャンル宣言」とうたっているが、ノンジャンルであることよりも安藤まさひろであることだけで充分な気がするのだが・・・。余談だけど、曲のタイトルが素晴らしくセンスがよく、恐れ入ってしまう。「MOON OVER THE CASTLE」なんて、傑作だと思う。T-スクェアのアルバムや曲のタイトルはセンスがいいなといつも思っていたのだが、安藤さんがネーミングセンスがいいのかな?(美芽)
☆昔のスクェアが好きだった!という人にはハズレがないと思います。
☆安藤ファンは、たっぷりギターが堪能できます。でもそういう人はもう買ってるよね 。(苦笑)

SlowSpeedy
LightHeavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay