Mike Mainieri「An American Diary's The Dreamings」
NYC(6026 2)`97 - U.S.A.
Mike Mainieri(vib), George Garzone(sax), Marc Johnson(b), Peter Erskine(dr), Nao(vo), Eric Friedlander(cell)
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

Copyright 1997 by NYC Record

彼の「アメリカン・ダイアリー」の第2作の登場です.クラシックやF.ザッパの曲をJAZZ化した前作ですが本作では、彼のオリジナリが11曲中 7曲を占めてます. 他はM.Johnson やトラデッショナルをやってます. まず彼の作品はビバップ/コンテンポラリジャズ路線でして、非常に難解な曲でありまして試みとして何かやろうとしているなぁ〜と意欲を感じる事はできます. その難解な曲の中に彼特有のメロディがあり、何をやっても彼は彼というオリジナリティが見えます.トラディッショナルではメセニーがプロデュースしたソロを出した、 イスラエル出身(記憶では、違ったかな?)Naoがボーカルをトッテ中近東風の雰囲気がある、なんとも不思議なサウンドです. 全体的に言うと「アメリカン・ダイアリー」は挑戦的で意欲的な作品だと言えます. 彼にインタビューした時も「Steps Ahead も一つの試み. アメリカン ダイアリーも一つの試み....」とか言っていましたからねぇ. この路線では古い物と新しい物をどうJazzの中で表現し、そして新しい物を作っていくかのプロジェクトなんでしょう. それが成功しているかどうかは、JAZZの造詣が浅いので何とも言えませんが、挑戦的に意欲的なサウンドであるという事は言えます. 間違っても「ラブ・プレイ」や「Steps Ahead 」そして「Steps 」の路線とは違います. 新しい風を起こそうとしている一つの過程だと思います.
☆ このプロジェクトの結論が見たいですねぇ (アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay


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