昨年(2014年)に引き続きジョン・マクラフリンの新譜が発売された。
今回はソロ名義なのだが、実質は4th Dimensionである。(ジャケットには4Dとだけ示されているが。)
今回の作品は使用ギターがバラエティに富んでいて、通常のエレクトリックギターに加え、アコースティック・ギター、シンセギターが使われ、4Th Dimentionとしては音楽的にも幅が出来ている。
"Being
You Being Me"は。多分シンセギターが使われていて、ピッキングのアタックが無いのに細かいギターフレーズが聞こえるのは。"Mahavishnu"(1984)を彷彿する。
(しかし、これがもしかしたらキーボードかもしれなく、聞き分けは難しいので多分としてますが。)
また、今回はところどころで口でのパーカッション(KONOKOL:コノコルというそうだ。トリロク・グルトゥが使っていた)があり、これも音楽に幅を持たせていると思う。
パコ・デ・ルシア追悼の" EL HOMBRE QUE SABIA"はアコースティック・ギターで演奏され、これが4th Dimentionとして演奏されているが、そのスパニッシュな雰囲気からスーパーギタートリオを彷彿してしまう。
もしくは"Belo Horizonte"(1981)の雰囲気もあり、いずれにしても懐かしいフィーリングなのだ。
全体的に4th Dimentionとしてのマクラフリンのハードな演奏が楽しめる一方、上述のようにアコースティック、シンセギターにより幅が広がり、音楽性としてもこれまでよりもバラエティなのである。
それらがフックとなり、本作の完成度を高めている・・・非常に傑作かと思う。
# マクラフリンって凄い作品が多いけど、凄い以上に、本作は好アルバムに思います。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out
of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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