Bob James Nathan East「The New Cool」YAMAHA Entertainment Group (YEG-012)  2015 - U.S.A.  

 

Bob James(p,key),Nathan East(b,vo)

Rafael Padilla(perc),Scott Williamson(ds),

Recording Orchestra

 
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ         JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

Fourplayの2人、ボブ・ジェームス、ネイザン・イーストのアルバムがリリースされた。

4−2­=2のサウンドという訳では無く、当然ながら”この2人だけだからこそ出来る音楽”が繰り広げられている。

ここのところFourplayのメンバーは各自ソロアルバムを出しているが、初ソロのイースト、ソロピアノのボブという布石があり、その2人だけのコラボレーションなのである。

 

基本的にはボブ・ジェームスの生ピアノ、ネイザン・イーストのウッドベースでのデュオである。

そこに曲によってオーケストラが加わり、またドラム、パーカッションも加わる曲もある。

 

まず、ボブ・ジェームス、ネイザン・イーストのデュオ演奏だが、まるでピアノとベースの対話がある。

もちろんメロディのある音楽としての対話であり、JAZZのインタープレイとは異なり、とてもハートウォーミングな瞬間がそこにある。

 

そしてオーケストラをバックとした演奏は、シーンが目に浮かぶようで、あたかもサウンドトラックのような壮大でロマンティックな演奏なのがたまらない。

 

JAZZのスタンダートも演奏されるが"How Deep Is Ocean"、"Ghost Of A Chance"は対照的である。

"How Deep Is Ocean"はデュオ演奏であり、あたかもビル・エヴァンス、エディ・ゴメスのデュオを彷彿する、リリカルで素晴らしい演奏である。

一方、"Ghost Of A Chance"はオーケストラが加わり、JAZZ+オーケストラという、これが上手く成功した演奏になっていると思う。

 

FourplayのようなFusionグループなサウンドとは異なり、とてもリリカルかつアコースティックな演奏である。

まさにこの2人ならではの素晴らしい作品かと思う。

 

# この2人の懐の深さを感じさせる作品ですね。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay