David Sanborn「Time And The River」OKEH RECORDS(88875063142)  2015 - U.S.A.  

 

David Sanborn(as),Marcus Miller(b),Ricky Peterson(org),Roy Assaf(key),,

Marcus Baylor (Dr),Nick Moroch(g),  Yotam Silberstein(g),

Javier Diaz(perc),Larry Braggs(vo),  Randy Crawford (vo),   

Justin Mullens(Flugelhorn, Tp), Peter Hess(Cl,Fl,ss,ts),   Tim Vaughn(tb)

 
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

デヴィッド・サンボーンが久しぶりにマーカス・ミラーをプロデュースに迎え、新作を発表した。

もし、サンボーンの全盛期を考えるのであれば、マーカス・ミラーとのコラボレーションした作品群であるという意見に賛同いただける方も多いかと考える。

作品でいうと、「Close Up」「A Change Of Heart」あたりを想定するが、この新作はそのあたりを彷彿するサウンドを感じる。

 

なんせここ数年のサンボーンの作品とは、音の華やかさが違う気がする。

サンボーンのバックにマーカスのベースがあるだけで、リズムの躍動感が違うし、サンボーンのソロを聞きながらも、ついマーカスのベースラインも耳で追ってしまうのだ。

 

2曲だけだが、リッキー・ピーターソンも2007年「Here&Gone」以来なので8年ぶりの共演があり、リッキーとサンボーンの相性の良さも抜群で、8年ぶり・・・そんなになるのかと驚きである。

 

他、新顔ではキーボードのロイ・アサフもほとんどの曲に参加し、エレピなどのサポートプレイが素晴らしい。最近よく聞くイスラエル出身のミュージシャンで、なかなか良いプレイヤーをサンボーンは発掘してきなと感じる。

 

そしてやはり1番はサンボーンだ。ソロがここ数年で一番メロウに感じる。

いつものサンボーンらしく、張りのあるトーンに、泣きのフレーズもあいまって、非常に良いのだ。

これは単にマーカスとの相性ということだけでなく、何か目に見えないマジックがあるのではないかと感じてしまう。

ここ数年ではサンボーンのBESTになるのではないかと、ついつい考える作品に思います。

 

# サンボーンとマーカスのコンビネーションは流石ですね。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay