Steve Gadd「70 Strong」BFM Jazz(302 063 4292)  2015 - U.S.A.  

 

Steve Gadd (ds),Larry Goldings (key),Michael Landau(g),Jimmy Johnson(b),Walt Fowler(tp)

 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
●ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

スティーブ・ガッドの、タイトル通り70歳でのアルバムがリリースされた。

近年ガッドのバンドとして活動中のGadditudeでのアルバムであり、現在のガッドの音楽が顕著に示された作品に感じる。

 

過去のガッドは主にテクニカルな面で評価されることが多かったのだが、ここ数年はテクニカルな面がぐっと抑えられ、より音楽的な方向となっている。本作も、その方向性であり、過去アルバムのキメの多かった頃とは別人の趣である。

 

とはいえ、このCDをステレオ(iPodではなく)で聞くと、派手さは抑えられてはいるものの、ガッドらしいキックや、柔らかなシンバルレガートなど聞いていて心地よい。

サイドメンバーもオルガンのゴールディング、ギターのランドウが心地よいフレーズを聞かせる。

 

往年のガッドらしさが聞けるのは5曲目”SLY BOOTS”で、ここでのガッドのドラム・ソロは短いながらもやはりガッドであり、このプレイはファンとして嬉しくなってしまう。

 

ドラマーのアルバムだけあってドラムが全面にあるバランスだが、サウンドはバランス良く、趣味のよいFusionアルバムに仕上がっていると思う。

逆に演奏をバックにドラムを聴くのもOKで、まさにドラムをだけ聴いていても楽しいアルバムなのだ。

 

# ちょっと地味なアルバムですが、ガッドのドラムってやはり心地よいです。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay