スティーブ・ガッドの、タイトル通り70歳でのアルバムがリリースされた。
近年ガッドのバンドとして活動中のGadditudeでのアルバムであり、現在のガッドの音楽が顕著に示された作品に感じる。
過去のガッドは主にテクニカルな面で評価されることが多かったのだが、ここ数年はテクニカルな面がぐっと抑えられ、より音楽的な方向となっている。本作も、その方向性であり、過去アルバムのキメの多かった頃とは別人の趣である。
とはいえ、このCDをステレオ(iPodではなく)で聞くと、派手さは抑えられてはいるものの、ガッドらしいキックや、柔らかなシンバルレガートなど聞いていて心地よい。
サイドメンバーもオルガンのゴールディング、ギターのランドウが心地よいフレーズを聞かせる。
往年のガッドらしさが聞けるのは5曲目”SLY BOOTS”で、ここでのガッドのドラム・ソロは短いながらもやはりガッドであり、このプレイはファンとして嬉しくなってしまう。
ドラマーのアルバムだけあってドラムが全面にあるバランスだが、サウンドはバランス良く、趣味のよいFusionアルバムに仕上がっていると思う。
逆に演奏をバックにドラムを聴くのもOKで、まさにドラムをだけ聴いていても楽しいアルバムなのだ。
# ちょっと地味なアルバムですが、ガッドのドラムってやはり心地よいです。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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