| 久々のイエロージャケッツの新譜。しかし、メンバーを見て驚いた。 なんと!オリジナル・メンバーのジミー・ハスリップがいない!! そして代わりのベーシストは、あの天才ジャコの息子であるフェリックス・パストリアス。   この意外なメンバー・チェンジ・・・、何故?ジャコの息子がイエロージャケッツに・・・? そういえばボブ・ミンツァーはジャコのビッグバンド、スモールコンボでのメインメンバーだった。 それを考えればミンツァー繋がりなのだろうな、ということが想像できる。   ただ、あの天才ジャコのプレイを息子に期待するのは酷であろう。 ここでのフェリックスのプレイは、期待を上回るものはなく、至って普通のベーシストとしての面しか出ていない。 だから彼の評価はもう少し様子を見ておくべきなのかもしれない。   今回のイエロージャケッツはいつものアコースティックなサウンドで、また少し落ち着いた感がある。 特に1曲トランペッターの参加した曲は、2管JAZZのような、少し目先を変えたサウンドが新鮮だ。   それにしてもフェルナンテのアコースティック・ピアノにからむミンツァーのテナーとケネディのリズム・・・・まさにイエロージャケッツ。サウンドは不変ですね。 爽やかであり、カラッとしたウエスト・コーストFUSIONそのものです。 フェリックスのベースも新参者ながら、このサウンドをうまく支えていますね。   なのでメンバー・チェンジがあったからと、イエロージャケッツの音が変わるということは無かったので一安心。 メインストリームなFusionサウンドが楽しめます。   追記: ドラムのウィリアム・ケネディは存在感が本作も凄いです。  “Longing”は、テンポはゆっくりしているのに、ドラムの細かく急速調なリズムの対比が面白く、彼でなければ単なるバラードだったであろうこの曲を、全くもってスリリングなものに変えています。   # メンバー・チェンジ後の新生イエロージャケッツ・・・期待を裏切らないサウンドです。(TKO)   
    
     
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      | Slow |  |  |   |  
 |   |  |  |  |   |  |   | Speedy |  
      | Light |  |   | 
 |   |  |  |   |  |  |  |   | Heavy |  
      | Mellow |  |  |  |   |  |  | 
 |  |  |  |   | Hard |  
      | Lyrical |   |  |  |  |  |  |  |  
 |  |   |   | Cool |  
      | Melodious |   |  |  |  |   |  | 
 |  |   |  |   | Out of melody/code |  
      | Conservative |  | 
 |  |   |  |  |  |   |   |  |   | Progresseve/Tricky |  
      | Ensemble |   |   |   |  |  |  |  |  
 |  |  |  | Interplay |  
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