Rebecca Martin 「TWAIN」 Sunnyside(SSC1330) 2013 - U.S.A.  


Rebecca Martin(vocals,g), Larry Grenadier(bass), Dan Rieser(drums), Pete Rende(kb)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

女性ヴォーカリスト、レベッカ・マーティンの6作目となるリーダー作。

1曲「Sophisticated Lady」を取り上げている以外は全曲レベッカのオリジナルを歌っている。
一部の曲ではピアノやドラムが入るが多くの曲がレベッカのヴォーカルとアコースティック・ギター、ラリー・グラナディエのウッド・ベースだけというシンプルな構成でゆったりと演奏されている。
たっぷりと空間がある中で鳴っているグラナディエのベースの存在感がなかなか心地よい。

レベッカの声や歌いまわしはちょっとノラ・ジョーンズを思わせるが、ノラよりも翳があってくせを感じる。
90年代にはノラの大ヒット曲「Don't Khow Why」の作曲者、ジェシー・ハリスとユニットを組んでいたという話を聞くと、なるほどなと思わせるタイプのヴォーカリストだ。

少ない音数の中でゆったりとしているがしっかりとした芯のある歌、サウンドを聴かせてくれるアルバムである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay