Niacin「Krush」PROSTHETIC RECORDS (−)  2013.-.U.S.A.  

 

Billy Sheehan(b),John Novello(key),Dennis Chambers(ds)

 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ●ロック系       ○ ECM

 

ナイアシンの8<年ぶりになる新作がリリースされた。

超絶テクニカル・トリオとして結成して16年・・・最初こそコンスタントにアルバムをリリースしてきたが、ここのところご無沙汰だったので、まだ活動していたのかと思うほど長いスパンだった。

 

音楽の志向も内容も活動開始当初と変わりなく、ハードでテクニカルな演奏だ。

特にビリー・シーンの超絶ベース・プレイを聞くには、このバンドが最適だ。

ノヴェロのオルガンが奏でる高速フレーズに対し、シーンがインタープレイで対抗する構図も変わらずに聴かせてくれている。

それにデニス・チェンバースの重厚なドラム・・・特にバスドラの連打が来ると、ナイアシンだなぁと感じさせてくれる。

 

曲のほとんどがノヴェロ、シーンの共作だが、1曲だけがアル・ディメオラの曲。

それもReturn To Forever「Romantic Warrior」収録の”Majestic Dance”という、これも超テクニカルな難曲だ。

ギターとキーボードのパートはノヴェロのオルガンがカバーする。

その裏でシーンがほとんどベースを自由に歌わせている感じだ。

デニスもドスドスと重いドラムを響かせる。

元々RTFバージョンの完成度が高かったのだが、ナイアシン・バージョンもオリジナルに比肩するほど面白い演奏だ。

 

前作と時間的に間が空いたが、どれもハードな演奏で、ナイアシン・ファンであれば納得する1枚であろう。

 

# ここまでハードでテクニカルだと、爽快な気分になりますね。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay