NEXT ORDER 「END OF THE BEGINNING」 ORDER TONE RECORD(NO-006) 2013 - Japan  


武藤祐志(g), 清野拓巳(g), 石垣篤友(bass), 松田"GORI"広士(drums)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

2002年から中京地区、関西を中心に活動を続けるコアなギター・フュージョンバンド、NEXT ORDERの6枚目となるアルバム。 過去の5枚のアルバム同様、このアルバムもライブ収録されている。

スラッシュ・メタル系のハードなリフを聴かせる武藤とよりジャズよりのアプローチをする清野という2人のギタリストのコントラストを変拍子系を繰り出すパワフルなリズム・セクションをバックに聴かせるというバンドの基本スタイルはこのアルバムでも健在である。

武藤は尖がったリフを繰り出しながらも曲調によっては意外ともいえるほど繊細なフレーズを奏で、清野もジャズ・フュージョン系のフレーズをベースにしながらもメタル調の曲ではかなり攻撃的なソロを聴かせていて、ハードさとメローさの振れ幅が極端に大きいのがこのバンドの魅力と言えるだろう。

録音は2012年8月にバンドの本拠地である名古屋のJAZZ INN LOVELY、と神戸BIG APPLEでされているとのことだが、ライブハウスの一発録りとは思えない分離のよいクリアな音質である。
かといってライブ感は失っておらず、バンドはライブならではの勢いで曲をどんどん盛り上げていく。

ライブに力を入れているバンドで、2人のギタリストの対比もライブの方が視覚的にも入ってきて楽しめるので、CDを聴いて気に入った方は機会があれば是非ライブに足を運んでみることをお薦めしたい。 (橋 雅人)


NEXT ORDWER 公式サイト

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay