チック・コリアの新バンド・・・・一言で行って、エレクトリック・バンドの流れを組む、Fusionバンドといって差し支えないでしょう。
最初に聞いたときから、なにやら懐かしい感じがしました。
以前のエレクトリックバンドと同様に、このバンドもスーパーテクニックの応酬です。
ただ、以前とはリズムが柔らかいJazzビートに近く、またギターも抑え気味で、これまでのバンドとは趣が違います。
以前にも増して、チック主体のエレクトリックサウンドを実現するためのバンドという位置づけなのではないかと思います。
曲名も1曲目は”Galaxy 32 Star 4”だなんて、RTF時代から引き継がれてきた宇宙志向を感じ、演奏もRTF〜EBとの流れを組んでいます。
チック・コリアのエレクトリック・サウンド満開で十二分に楽しめます。
エレピ、モーグ・シンセ・・・そして生ピアノのチックの演奏は、その使い方を含めて、いずれも本当に素晴らしいですね。
ベース奏者アドリアン・フェローは、チックのピアノトリオBOX「FIVE TRIO BOX」の6枚目特典DISK参加の若手で、いつかと思っていたのが、やっと来てくれた感じです。細かいベースラインなど、ジョン・パティトゥーチを彷彿するテクニシャンですね。
メンバーの5人以外に、このアルバムではゲストが何名か加わっています。
特に5曲目チックの奥さんのゲイル・モランの歌声はなにか懐かしいです。
6曲目のスタンリー・クラークも、こういう新しいバンドの中だと流石の貫禄ですね。
# 久々にチックのFusionバンドの再始動でしょうか。(TKO)
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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