バークリー同期のサックス奏者、六角屋雄介とギタリスト、國田大輔を中心に2004年に結成されたジャズ・フュージョン・ユニットの2枚目のアルバム。
ジャズ・フュージョン系のサウンドを基本にしながらもクラシカルな雰囲気、プログレ、メタル、ヒップ・ホップそしてスムースジャズの要素までも取り込んでいる。
クラシカルなオープニングに続く2曲目のおそらくは彼らのテーマ曲とも思われる「Enigmatic Drive - Theme」などはエッジの効いたディストーション・ギターが引っ張ってプログレっぽいシンセ・サウンドがかぶさり、ドリーム・シアターあたりを連想させるようなサウンドである。
アルバムの中盤まではヒップ・ホップの要素なども使いながら、変拍子も交えコアなサウンドが怒涛のように続いていく。
曲によっては一時期のクリムゾンを連想させたりもする。
かと思うとアルバム終盤に甘いサックスでメロディアスにテーマが奏でられこのだけ聴いたらスムース系のバンドかと思わせるような曲が2曲演奏されているのもおもしろい。
ごった煮のようないろいろなサウンドをモチーフに使いながらも、アルバムを通してバンドとしてのカラーは一貫したものを感じる。
そしてメンバー個々の高度な演奏技術が、そのサウンドを支えている。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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