Jaco Pastorius「WORD OF MOUTH BAND 1983 JAPAN TOUR」ワーナーミュージックジャパン (WPCR14532/3) 2012 - Japan  

 

Jaco Pastorius(b),渡辺香津美 (g),Ron Tooley(tp),Alex Foster(sax),Dermar Brown(key),

Don Alias(perc),Othello Molineaux(steel-drim),Kenwood Denard(ds)

 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

ジャコ・パストリアスと渡辺香津美の共演という、幻の音源が突然リリースされました。

 

その前年、オーレックスJAZZフェスティバルにビックバンドで登場したジャコ。

Weather Reportを脱退し、バンドもスモールグループに縮小し、自由度のきくバンドでこれからがジャコの本領発揮となるかと期待した時期の来日です。

そこには渡辺香津美が参加したのは雑誌で見て、この音を是非聞いてみたいと思いながら月日が流れ、とうとうそれが現実になったのです。

 

音源は香津美氏所有のカセットということですが、同じくカセット音源のNewYorkシリーズとは大違い。流石にプロがPAから録った音源であり、それを加工したということで、音は非常に良いです。

 

プレイもジャコのビックバンド翌年であり、非常に好調ですね。

最近ジャコものは晩年の不調時期ものが多かったので、こういったジャコの絶好調プレイが聴けるということは貴重ですね。

渡辺香津美の出番は、フィーチャーを謳うほどでもとは思いますが、一度弾き始めると香津美の世界がそこ現れるのは流石に思います。

特にBlack Marketは香津美だけが合わせたという噂の演奏だけにこれが聴けたのは大きいです。

 

圧巻だったのはWeather ReportナンバーHanova

この曲の経緯についてはライナーに書かれていて、WR以外のジャコバンドでの演奏も皆無なので貴重です。

ただ、この演奏の疾走感は素晴らしく、ある意味WR演奏を凌駕するようにも感じ、本当に引き込まれますね。

 

聴きたい聴きたいと思っていた音源・・・叶ってみて最初はこんなものかとも思いました。でも、そういった過度の期待を払って傾聴してみると、ジャコ/香津美のコラボとしてもやはり聴く価値大のLIVEアルバムに思います。

 

# 夢に見た音源・・・聴けてよかった。 (TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay