The Fourth Way「The Fourth Way」EMI MUSIC JAPAN (TOCJ-50258) 1969/2011-Japan - Reissue  

 

Mike Nock(p,elp),Michael White(vln),Ron McClure(b),Eddie Marshall(ds)

 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ●ロック系       ○ ECM

 

Fourth Wayというバンドは、Jazz名盤本に載っていて前から興味はあったが、一向にCD化されず、中古LPでも見かけることが無かった。

それが今回、ようやく国内盤でCD化されました。

 

その後、ECMEnjaレーベルでアコースティックなピアノで活躍するマイク・ノック。

Fusionではマイケル・ブレッカーと共演したワンホーン・アルバム「In,Out and Around」でお馴染みであろう。

どちらかというとアコースティックJazzのイメージの強いマイク・ノックがどんなFusionをやっていたのかが興味津々なところだ。

 

サウンドは、ロックビートにエレピ、ヴァイオリンがフロントになる、ジャズロックな演奏である。

曲によって4ビートやFree Jazzになる。

よって、Crossover/Fusionまで達してなく、Jazz領域に留まったなかでの演奏に感じる。

このバンドは、むしろピアノ・トリオ+ヴァイオリンのJazzカルテットの感じが強い。

ヴァイオリンがいるので、ついマハヴィシュヌ・オーケストラと比較したくなるが、ギター不在なため、ちょっとサウンド的に地味で渋い感じがする。

逆にこの渋くてダウナーな感じが持ち味で、このアルバムの聴き所かもしれない。

 

前述したように、マイク・ノックはその後アコースティックJAZZにシフトしていく。

ある意味、この作品は時代のあだ花的アルバムだったように思う。

反対にこの時代にしか生まれようのなかったアルバムとして、ジャズロック・マニアにはオススメの1枚と言える。

 

# 現在のマイク・ノックを考えると、こういう時代もあったのだなぁというアルバムです。 (TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay