John Beasley Darryl Jones Ndugu Chancler 「3 Brave Souls」 BFM Jazz(3020624162) 2012 - U.S.A.  


John Beasley(kb), Darryl Jones(bass, vocals, guitar,perc), Ndugu Chancler(drums,vibes, perc vocals)
Guest : Sy Smith(vocals), Dwight Trible(vocals), Bob Sheppard(sax), Steve Tavaglione(EWI), Francisco Torres(tb), Leon Mobley(djembe), Monet Owens(bg vocals), Gregorie Maret(harmonica)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ●R&B                 ●ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

フュージョン・シーンで長いキャリアを持つ3人が集まったユニットによるアルバムである。

ジョン・ビーズリーは最近ではリトナーのバンド、また綾戸智絵のバンドでも活躍していたし、ダリル・ジョーンズはマイルス・デイビス、ステップス・アヘッドからマドンナまで、レオン・チャンスラーはハービー・ハンコック、ウェザーリポートからサンタナ、マイケル・ジャクソンまでとこの3人の共演歴のあるミュージシャンを並べるだけでジャズからポップスまでほとんど網羅してしまうのではと思うほどの幅の広さである。

3人それぞれのオリジナル曲ばかりが並んでいるサウンドは予想通りというかR&B色が強くファンキーだ。
ファンキーと言っても派手さはなく、どちらかというと渋さがにじみでるような味のある心地よい音だ。

間にゲストを迎えたヴォーカル・ナンバーも挟みながら、流れていくのは彼らのキャリアに裏打ちされたようなセンスの良い音だ。
最期を締めくくるグレゴリー・マレットのハーモニカはかなりいい味を出している。

そんなに派手じゃないんだけど渋さが光るいいアルバムである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay