Weather ReportLive In Berlin 1975Art Of Groove (MIG 80020 CD+DVD) 2011 - E.U.  

 

Wayne Shorter(ts,ss),Joe Zawinul (synth,fender rhodes,grand piano),Alphonso Johnson(b),

Alex Acuna(perc),Chester Thompson(ds)

 
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系      

 

ウェザーリポートの1975年のライブアルバムがリリースされました。

 

アルバム「Black Market」の頃ですが、このライブ当時まだジャコ・パストリアスが加入前であり、ベースはアルフォンソ・ジョンソンです。

サウンドは、既にアコースティックからエレクトリックに移っていて、全盛期サウンドと遜色ありません。

人気の点ではジャコ加入以降が上になるだろうが、このバンドも相当に凄いし、面白く感じます。

 

ライブということもあり、なんせリズムの迫力とノリが凄い。

チェスター・トンプソン(その後サンタナ、ジェネシス)の繰り出すリズム。

そこにアルフォンソのベースとアクーニャのパーカションが絡む。

このリズム隊もある意味凶暴かつ強力です。

 

ウエイン・シューターも縦横無尽に吹きまくってます。

ショーターの存在感はWRの初期からこの頃あたりまでは非常に巨大だったことがわかります。

 

面白いのは、ここではまだジョー・ザヴィヌルがアコースティック・ピアノを弾くパートがあること。

ジャコ加入以後のザヴィヌルがもっぱらシンセイサイザーに専念することを考えると、このライブは初期WRと中後期WRの境界期でしょう。

 

特にザヴィヌルがアコースティック・ピアノを弾くと、グループ全体もアコースティックになり、あたかもキース・ジャレットのアメリカン・カルテットの響きに似ている気がしました。

ここがこのCDの聴きどころではないでしょうか。

 

発売元はちょっと微妙なレーベルですが、音質も極上であり、音質の悪いブートとは全く異なります。

 

# こういうコンテンツはもっと発掘して欲しいですね。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay