Miles Davis「TUTU (Deluxe Edition)」Warner Jazz(8122797687) 1986/2011- EU - Reissue  

 

   Original Album:

Miles Davis (tp), Marcus Miller (b, programming), George Duke (various instruments),

Michael Urbaniak (el-violin), Adam Holzman (synth, programming), Bernard Wright (synth),

Omar Hakim (ds, perc), Steve Reid, Paulinho Da Costa (perc), Jason Miles (programming)

 

Live:

Miles Davis (tp,synth),Bob Berg(sax),Roben Ford(g),Robert Irving III(synth),

Adam Holzman(synth),Felton Crews(b),Vincent Wilburn Jr(ds),Steve Thornton(perc)


●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

マイルス・デイヴィスの「TUTU」がDeluxe Editionで再発されました。

気になるのは「ボーナスとして付く音源は?」となりますが、これがロベン・フォード入りのライブで、もちろんこれまでオフィシャルには未発表だった音源です。(Bootではあったようですが。)

 

ライブは1986年7月フランス ニースでの録音です。

メンバーは、前年1985年に来日したマイルスのグループから、ギターがジョン・スコフィールド→ロベン・フォードに代わり、ベースがダリル・ジョーンズ→フェルトン・クルーズに代わったものです。

音楽的には1年しか違わず、メンバーも2人違うだけなので、そんなに大差は感じません。

でも、ギタリストが違うことによるサウンドの違いを楽しめます。

 

ロベン・フォードのギターは、スコフィールドのような変態フレーズではなく、フレーズがスムーズで、そしてブルージーですね。

この当時は「ギターに愛を」「イエロージャケッツ」でロベン・フォードには慣れ親しんでいましたが、このマイルスとの共演は意外で、できればスタジオ作も作ってほしかったと思ってしまいます。

 

それとマイルスですが、このあたりはいずれもレヴェルが高い演奏を残していますね。

本作も引き締まった良い演奏で、オフィシャルですので当然高音質なサウンドを楽しめます。

 

 

そしてリマスターされたオリジナル・アルバム。

最初の発売時のマスタリングはダグ・サックスという高名なエンジニアで、それだけでもこれ以上はあるのか?と思ってしまいます。

でも、実際に聴いてみると、さすがにリマスタリングされているだけあり、著しく音の違いがあります。

1986年というと今から25年前ですので、ディジタルの進化もCDの進化も相当のものですね。

 

先日マーカス・ミラーもTUTUにまつわるアルバムを出したばかりですが、本盤も本家なだけに、ボ−ナストラック、リマスターで見逃せない内容に思います。

両者を合わせて聴くことで、「TUTU」というのは重要作なんだと改めて思いました。

 

# 当時もよく聴きましたが、リマスタ、未発表ライブを聴いて、改めて再評価したくなる作品に思います。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay