John ScofieldMoment's Peace」Emercy(0602527642482) 2011 - E.U.  

 

John Scofield(g),Larry Goldings(p,org),Scott Colley(b),Brian Blade(ds)

 
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

ここのところジョン・スコフィールドは作品ごとに振れ幅が大きく、ルーツミュージック〜ブルース〜FUNKと、ちょっと敬遠していました。

でも、今回は久々にJazz/Fusionの作品です。

 

演奏する編成は、ギター、ベース、ドラムにピアノまたはオルガンというシンプルな編成です。

それもスローなナンバーで構成され、激しい演奏はなく、聴きやすい作品に仕上がっています。

 

スコフィールドはセミアコ一本で全曲を演奏しているようで、どの曲でも思い入れタップリに泣きのギターを聞かせてくれます。

そのピッキングの微妙なニュアンスも聴きとれるので、ギター好きにはたまらないでしょう。

 

またラリー・ゴールディングスというと、オルガンというイメージが強いのですが、本作ではピアノも弾き、そのどちらも素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

 

曲では、ビートルズのカバー“I Will”がなかなか泣ける演奏です。

またジョン・コルトレーンがよく演奏したバラード“I Want To Talk About You”も素敵ですね。

それ以外もスローでくつろぎに満ちた演奏を聴くことができます。

 

ちなみに雑誌インタビューで、スコフィールドは本作を単なるBGMにはしないようにした・・・とありましたが、でもBGMに使ったとしても極上な音楽仕上がっているように聞こえます。

ただ、コアなギターファンが、そのフレージングにはハっとしてしまうでしょうけど。

 

 

#ここ数年のスコフィールドでは聴きやすさはピカイチ。でも内容も充実していると思います。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay