ベテラン・ピアニスト、ラムゼイ・ルイスの新作は1974年にリリースしたラムゼイ初のフュージョン路線のアルバムと言っていい「Sun Goddess」の再演盤となっている。
元々はラムゼイのバンドのドラマーだったモーリス・ホワイトが、自分のバンド、アース・ウィンド&ファイアのメンバー達を引き連れてきてプロデュースして出来たのが「Sun Goddess」である。
この新作では「Sun Goddess」からスティーヴィー・ワンダーのカバー「Livin' for the City」を含む4曲を現在のバンドの若手メンバーで再演をしており、最後にはボートラのような形でフィリップ・ベイリーのファルセットも聴ける76年の「Sun Goddess」の演奏が収録されている。
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1曲目から新曲も再演曲も含めて最後の76年の演奏まで違和感なく続いており、全編でファンキーかつスムースなサウンドが堪能できる。
ファンキーと言っても適度な温度感で熱すぎることはなく、オーガニックかつレトロなグルーヴ感に乗っているメロー(というような死語が似合うサウンドでもある)なフレーズを奏でるラムゼイのピアノが心地よい。
ちなみにこの再演のきっかけは前年にブルーノート東京に出演したさい次はエレクトリック・バンドで演ってくれないかと言われたのがきっかけだそうだ。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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