Sly Stone「I'm Back! Family & Friends」Cleopatra Records(CLP 4800-2) 2011 - U.S.A.

 

Sylvester "Sly Stone" Stewart(arr),

Bootsy Collins(b, vo),Carmine Appice(dr),Jeff Beck(g),

Johnny Winter(g, vo),Ray Manzarek(key),Ernie Watts(sax),

Ann Wilson(vo),Ava Cherry(b-vo),Eugene Henderson(b-vo)

 
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ●ブラック系       ●歌物・NA C/AOR         
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ○ ECM

 

2008年の東京Jazzに出演したSly&FamilyStone

あれから3年、Sly Stoneのアルバムが発売されました。

こちらのサイトでもライブをレビューしましたが、あの時のライブを考えると、これは奇跡の新作ではないかと考えます。

 

ただ、新作とは言ってもほぼSly&FamilyStoneの過去の名曲の数々。

それらを新たに録音し、豪華なゲストが加わったというアルバムです。

演奏はパワフルで、往年のものと遜色ありません。

そこにゲストの色々な競演が楽しめます。

 

特にJeff Beck1曲で聴けるギターソロが非常に素晴らしいです。

果たしてSlyの曲でJeff Beckが合うかどうか?と疑念がありましたが、聴いてみるとこれがピッタリとフィットしています。

 

ただし、CDジャケットには情報があまり書かれてないためSly本人やぐゲスト以外の共演者がどこまで参加しているのかは不明です。

All Music GuideSlyは、ComposerArranngerProducerとだけクレジットされていますが、ゲストのカーマイン・アピスの記事ではSlyの歌が入った音源に自分の演奏をダビングしたようなことが書かれていました。

CD封入のブックレットは若い6,70年代のSlyの写真ばかりで、近影のものは1枚だけです。

なので本作は意外に謎っぽいところがあります。

 

でも、このCDはかなりノリノリで良いです。

SlyFUNKのセルフカヴァーとして、録音も新しく楽しむことが出来ます。

本作を聴いて、Sly&FamilyStoneの名曲の素晴らしさを、改めて感じると共に、また何か新しいものを発見できたような気がします。

 

#  あまり深読みせずに、こういうのは楽しんだ方が勝ちかもしれませんね。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay