リッピントンズの新作は、ラテン風味のきいた、ライトで気持ちよい作品。
ふとジャケットを見ると、旧作”Wild Card”のジャケットTシャツを着たジャズキャット(猫)が描かれている。
”Wild Card”も好きなアルバムだったので、何か嬉しい気分になりました。
ところでリッピントンズって、ちまたでマンネリとか言われるそうですが、なにか意外な気がします。
自分なんかはリッピントンズの新作が出るたびに、試聴で1作1作を吟味して、「毎作ごとに違うなぁ」と思っていたのですけど。
そんな訳で、本作も吟味した上でチョイスしています。
サウンドですが、オーバーなラテンにはならず、バランスの良いFusionを聞くことが出来ます。
そんなサウンドがコートダジュール・・・フランス、地中海・・・を連想させるのかもしれませんね。
ラス・フリーマンのギターソロも、ほのかな哀愁っぽさが良いですね。
こういうサウンドだとギターもスパニッシュになりがちですが、そういう他のギタリストとそのアプローチが違い、さらっと仕上げているのが流石です。
また本作では大部分でアコースティック・ギターを演奏し、リッピントンズってこんなにアコースティック多かったっけ?と思いましたが、それだけに爽やかでGoodです。
それと復帰したジェフ・カシワのSAX・・・彼がいると安定感が増しますね。
このバンドにはこれまで色々と素晴らしいSaxプレイヤーが去来し、どのプレイヤーも素敵なサウンドを残してきましたが、ジェフ・カシワには何か安心感があります。
ある意味、ストレートなスムースJazzのサウンドだとは思います。
でも、こういうサウンドも何かホッとさせてくれるんです。
# 久しぶりに聞いて、このサウンドはホッとするなぁと思いました。 (TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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