The Rippingtons Featuring Russ FreemanCote D'AzurPeak Records (PKR 32580-02) 2011 - U.S.A.

 

Russ Freeman(g,key),Dave Karasony(dr),Rico Belled(b),Bill Heller(key),Jeff Kashiwa(sax)

 
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NAC/AOR         
●ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          JAZZFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系      

 

リッピントンズの新作は、ラテン風味のきいた、ライトで気持ちよい作品。

ふとジャケットを見ると、旧作”Wild Card”のジャケットTシャツを着たジャズキャット(猫)が描かれている。

”Wild Card”も好きなアルバムだったので、何か嬉しい気分になりました。

 

ところでリッピントンズって、ちまたでマンネリとか言われるそうですが、なにか意外な気がします。

自分なんかはリッピントンズの新作が出るたびに、試聴で1作1作を吟味して、「毎作ごとに違うなぁ」と思っていたのですけど。

そんな訳で、本作も吟味した上でチョイスしています。

サウンドですが、オーバーなラテンにはならず、バランスの良いFusionを聞くことが出来ます。

そんなサウンドがコートダジュール・・・フランス、地中海・・・を連想させるのかもしれませんね。

 

ラス・フリーマンのギターソロも、ほのかな哀愁っぽさが良いですね。

こういうサウンドだとギターもスパニッシュになりがちですが、そういう他のギタリストとそのアプローチが違い、さらっと仕上げているのが流石です。

また本作では大部分でアコースティック・ギターを演奏し、リッピントンズってこんなにアコースティック多かったっけ?と思いましたが、それだけに爽やかでGoodです。

 

それと復帰したジェフ・カシワのSAX・・・彼がいると安定感が増しますね。

このバンドにはこれまで色々と素晴らしいSaxプレイヤーが去来し、どのプレイヤーも素敵なサウンドを残してきましたが、ジェフ・カシワには何か安心感があります。

ある意味、ストレートなスムースJazzのサウンドだとは思います。

でも、こういうサウンドも何かホッとさせてくれるんです。

# 久しぶりに聞いて、このサウンドはホッとするなぁと思いました。 (TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay