CAB 「Live On Sunset」 Nikaia Records (BNL6845) 2011 - U.S.A.  


Tony Macalpine(guitar), Bunny Brunel(bass), Dennis Hamm(kb), Virgil Donati(drums)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

LAを中心に活動するフュージョン・ユニットCABの最新アルバムは前作に続いてのライブ・アルバムである。
デニス・チェンバース脱退後はブルネルとマカパインの双頭バンドになってしまった感があるが、このアルバムではキーボードに新メンバーを迎えている。

マカパインのディストーションを気持ちよく効かせたギターは相変わらず華があってカッコいいし、ブルネルのちょっとジャコを彷彿させるようなR&B色のあるノリのいいベースも健在だ。
正統派ギター・フュージョンを高いレベルで安定した演奏で聴かせていて、このバンド80年代であればかなり売れただろうなという音である。
2011年のブルネルの自主制作盤でリリースされている現状は、ちょっと過小評価されすぎかなと思う。

音質に難があった前作に比べ、今作は普通にいい音で聴くことができる。
欲を言えばライブなのだから、もっと荒くても勢いがある演奏が聴きたかった気もする。 (橋 雅人)



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay