Jeff Richman 「Like That」 Nefer Records (NR002-2) 2010 - U.S.A.  


Jeff Richman(guitar), Alex Acuna(perc), Dean Taba(bass), Neil Stubenhaus(bass), Vinnie Coliauta(drums), Will Kennedy(drums), Steve Hass(drums), Larry Goldings(organ), Mitchel Forman(kb), Deron Johnson(kb)
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

Tonecenterからリリースされているマイルスやマハヴィシュヌ,サンタナなど何枚かのフュージョン・トリビュートのアルバムのリーダーとして知られているジェフ・リッチマンの2010年リリースの最新アルバムである。

このアルバムで聴かれるジェフのギターはブルースをベースとした70年代のロベン・フォード、ラリー・カールトンから続く正統派のLAフュージョン・ギターのスタイルで、今となってはその貴重な生き残りと言えるようなものである。

フォードやカールトンほど華があるギターではないのだが、アルバムでほぼ半々づつとなる元イエロージェケッツのウィル・ケネディーXディーン・タバそしてヴィニー・カリウタX元カールトン・バンドのニース・ステューベンハウスのリズム・セクションの好演にサポートされ、なかなか味のあるギターを存分に聴かせてくれている。

ミッチェル・フォアマン、デロン・ジョンソンらキーボード陣の好演もこのアルバムの聴きどころとなっている。

こういうアルバムを出してくれる人、応援したくなります。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay