Spyro Gyra 「A Foreign Affair」 amherst records (AMH6611-2) 2011 - U.S.A.  


Jay Beckenstein(sax), Tom Schuman(kb), Julio Fernandez(g), Scott Ambush(bass), Bonny B.(drums)
Guest :Keb 'Mo'(vocal), Arijit Singh(vocal), Sandeep Chowta(program), Pedrito Martines(congas), Tosin Aribisala(perc)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

1974年結成というからもう37年も活動を続けているジェイ・ベッケンスタイン率いるスパイロ・ジャイラの最新作である。
オリジナル・メンバーではキーボードのトム・シューマンもまだ在籍している。

スパイロ・ジャイロと言えばどうしても往年の大ヒット「Morning Dance」の爽やかラテン系フュージョンという連想になってしまい、一時期は意識的にそのイメージから逃れようとしていたように感じる時期もあったのだが、このアルバムでは素直に力が抜けた感じでラテン系フュージョン・サウンドを聴かせてくれて好感が持てる。

スパイスとしてアフリカ系のエスニックなサウンドも取り入れているのだが、それも自然にミックスしている感じでいやらしさがない。

ベッケンスタインのサックスも優しい音色で歌っていて地味なのだがリラックスして聴けるなかなかよいアルバムである。 (橋 雅人)



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay