ラリー・カールトンがベース、ドラムスという最少編成で行ってパリでのライブ音源で、先行リリースされているDVDと同じテイクである。
ベースのトラヴィスはラリーの息子という親子トリオでもある。
演奏の方は全編を通してブルースを基調にしながらも恐らくはカールトンの作品の中でも最もジャズ色が強いのではと思われるかなり渋い演奏である。
フォープレイ加入時にはちょっとぎこちなささえ感じられたオクターブ奏法までも多用しているのはちょっと意外でもある。
終盤になると古いレパートリーの「Last Nite」、「Room 335」ではリズムのせいか若干派手な演奏になるが、それでも「Room335」としては最も渋いヴァージョンだろう。
ところでこのCD大きめのスピーカーで再生するとトラヴィスのベースがかなりの重低音まで出ていることがわかる。ベースがズンズンとコンスタントにくるので小さなスピーカーで聴いた時と全体のサウンドの印象がかなり変わるアルバムである。
(橋 雅人)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Slow |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Speedy |
Light |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Heavy |
Mellow |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Hard |
Lyrical |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Cool |
Melodious |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Out of melody/code |
Conservative |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Progressive/Tricky |
Ensemble |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Interplay |
|