初期のパット・メセニー・グループやギル・エヴァンス・オーケストラのベーシストだったマーク・イーガンの最新スタジオ録音盤。
サックスのビル・エヴァンスをフィーチャーした、エレメンツを連想させるような編成で録音されている。
ただ1曲目からかなりタイトではりのあるちょっとファンキーなサウンドで、イーガンのフレットレス・ベースを中心に幻想的なニューエイジっぽいサウンドが多かったエレメンツとはちょっと違うサウンドになっている。
イーガンのフレットレス・ベースも全編にフィーチャーされているのだが、コーラス系のエフェクトをよくかけていた昔よりもストレートな音色で太くクリアで芯のある音だ。
カリウタの抜けのいいドラムも心地よいし、以前よりストレートに吹くようになったビル・エヴァンスのサックスがより音の輪郭をはっきりさせているように聴こえる。
またアコピ、エレピを使い分けるミッチ・フォアマンのキーボードも聴き応えがある。
奇をてらわないストレートなフュージョン、コンテンポラリー・ジャズの好演が聴ける最近では貴重な作品と言っていいだろう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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