初めて聞く名前ですが、クロアチア出身のJAZZギタリストRatko Zjacaのアルバムです。
このギタリストは、フルアコギターを使い、ジョン・スコフィールドやパット・メセニーに影響されたようなJazzギターを聞かせてくれます。
派手さは無いのですが、ややブルージーなフレージングがなかなか良いです。
また、サックスのStanislay Mitrovicも頑張っていて、このギター、サックスの双頭バンドの気配もします。
それよりもこのアルバムは、スティーブ・ガッド、ジョン・パティトゥーチ、ランディ・ブレッカーの参加が気になるところです。
ランディやパティトゥーチはともかく、ガッドがこのようなマイナー・レーベルで参加するのは珍しいですね。
そのスティーブ・ガッドは、4ビート、8ビートのドラムを叩きますが、あまり派手ではなく、地味なサポートに徹している感じです。
ちょっとガッドにしては地味過ぎないかとも思えるのですが、よく聞いているとバスドラのキックのノリなどは、さすがはガッドという特有な面が出てますね。
ジョン・パティトーチもウッドベースだけで、4ビートJazzプレイヤーの面のみを聞かせます。
ランディ・ブレッカーは3曲だけの参加です。
ただ、彼が参加すると、演奏が急に華やかになりますね。
他の曲に比べて、ランディの加わった曲は、ガッド、パティトゥーチも含め、全員のノリが良くなる気がします。
ちょっと聞いた感じは地味過ぎると思ったのですが、聞き込んでいくうちにだいぶ良くなってきました。
聞けば聞くほどに、スルメのように、味わい深くなってくるアルバムのように思います。
# 参加メンバーとは裏腹に、結構Jazzしてるアルバムに思います。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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