ジョン・マクラフリンの新バンド4th DimensionのCDです。
このバンドはストレートなエレクトリックFusionであり、インドもアコースティックもクラシカルも全排除された、Jazz-Rock指向のサウンドになっています。
のっけからマクラフリンのギターが全開で、素早い指さばきの早弾きフレーズ満載で楽しめます。
現在の早弾きギターは、かなり早く聞こえるスイープやレガード系が主流になっていますが、マクラフリンの早弾きは全音ピッキングするタイプ。
このマクラフリンのピッキングには絶妙な味があって、テンションとスリルを覚えます。
やはりJazz-Rock系のギターは全音をピッキングしたほうが、音にガッツがあって、Jazzっぽくて良いですね。
またサイドも、さすがにマクラフリンの下に集まっただけあって、テクニックは抜群であり、また個性に一癖も二癖もある人が来ましたね。
ゲイリー・ハズバンドのキーボードって・・・彼はドラムではなかったでしたっけ?
でも、このキーボードはソロもあって、本格的に凄いです。
ドラム&キーボードの二刀流というと、他にジャック・デジョネットもドラム&ピアノをやりますが、デジョネットの場合はピアノを弾くのは自分のアルバムだけですので、ハズバンドのような両方の楽器でも勝負できるのは希少です。
また、ドラムのマーク・モンデシールもかなりのテクニシャンで、マクラフリンとは1995年「Promise」で共演し、他ではコートニー・パイン、ケヴィン・ユーバンクスとの共演歴のある人です。
ベースのエティエンヌ・ムバペも、ジョー・ザヴィヌルとの共演歴もあるので、それだけでも一目置ける存在であるのがわかります。
サウンドは昔のマハビシュヌ・オーケストラほどは重くないですが、それでもかなりとんがったサウンドが楽しめる作品です。
# ここ数年はマクラフリンの話題はつきませんね。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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