今年スタジオ録音盤「No Ordinary Day」をリリースしたNY系フュージョンのつわものが集まったバンド、トフE&プッシーキャッツのデビュー作となる2004年録音のライブ盤。
最近のスタジオ盤が良かったので、未聴だったこのライブ盤を遅まきながら入手した。
スタジオ番はオリジナル曲中心だったが、このライブ盤はエリントンの「Rockin’ In Rhythmn」に始まり、カバー曲が中心だ。
グローバー・ワシントンの大ヒットナンバー「Just The Two Of Us」、アルバムの最後を締める「Mr. Magic」、ドン・グローニックの手による「Human Bites」、スタジオ盤でも取り上げていたリチャード・ティーへのトリビュート「Tee」、マイルスの「All Blues」などアルバムを聴き進むにつれて、この選曲はこの世を去った彼らの大先輩と同僚たちへのトリビュートだということに気が付かされる。
演奏はライブ盤ということで、スタジオ盤に比べてリズム陣に勢いがあってパワフルだ。 ラルフ・マクドナルドのパーカッションがより前面にでて引っ張っているし、ウィル・リー、クリス・パーカーのリズム・セクションもタイトで心地よい。
今更ながらのサウンドなのだが、やっぱりこういうフュージョンっていいよなあと思わせるクォリティーを持った作品である。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
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Interplay |
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