Holdsworth Pasqua Haslip WackermanBlues For Tony」MoonJune Records(MJR029) 2009 - U.S.A.  

  Allan Holdsworth(g),Alan Pasqua(key),Jimmy Haslip(b),Chad Wackerman(ds)
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ECM
 

故トニー・ウゥリアムスのニュー・ライフタイムのリユニオンです。

オリジナルメンバーのアラン・ホールズワース、アラン・パスカが参加しています。

ベースは、イエロージャケッツのジミー・ハスリップが務めます。

ドラムは、トニーが参加できませんので、代わりにチャド・ワッカーマンです。

 

リユニオンとはいいつつ、ニュー・ライフタイムの曲は2曲ほどしかやりません。

しかし、全ての曲にわたって、ニュー・ライフタイムに準ずる音楽性のもとに演奏されています。

 

そして演奏ですが、まさにストレートなハードFusionです。

リユニオンといえども、遠慮なし、手加減なしで、すさまじいプレイが聴けます。

 

ホールズワースの早弾きがさく裂し、ギターフリーク大喜びしそうな演奏です。

またホールズワースはエレクトリック・ギター一筋で勝負し、ギターシンセ、シンタックスのような音は使わず、ギターの音色が楽しめます。

 

同様にアラン・パスカも、現在ではアコースティックピアノの美しい演奏が持ち味ですが、今回はエレピを歪ませたJazz Rockな音で演奏しています。

 

チャド・ワッカーマンも、トニーを演ずる代役ではなく、まさにチャド・ワッカーマンのドラムで勝負しています。

 

このメンツのなかでジミー・ハスリップだけが何の脈絡もなく参加しているように見えますが、さすがに地味ながらもナイスなサポートに徹しています。

 

また、このCDは結構音が良いです。メーカーもあまり知らないところだったので期待してなかったのですが、カチっとした音で、演奏が生生しくて驚きました。

なお、このCDは輸入の発売が延期につぐ延期で、本来は昨年中に入手するはずが、ようやく今年になって入手できるようになっています。

 

リユニオンということで、期待半分、懐疑半分でしたが、聴いてみてあまりに凄いので驚きました。

ニューライフタイムのようなJazz Rock好きにはたまらないと思います。

 

#  リユニオンだけど、リユニオンを超えた1(?)でしょう。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay