チャーリー・ヘイドンとイタリアのギタリスト、アントニオ・フォルシオーネのデュオ作で2006年の録音。
ヘイドンのデュオ作と言えばメセニーとの「Beyond The Missouri Sky」やゴンサロとの共演の2作が思い浮かぶが、基本的にはこのアルバムのサウンドも同じ延長線上にある。
アントニオ・フォルシオーネは普段はアコギのジミヘンと呼ばれるほど激しい演奏をするらしいが、このアルバムではひたすら抑えたギターで、ところどころスペイン風味を織り交ぜながら聴かせている。
このアルバムの後に「Beyond The Missouri Sky」を聴くと、今まではかなり抑えて弾いていると思っていたこのアルバムでのメセニーが逆にあまりの音数の多さ、残響感の多さでちょっと煩く感じてしまうほどだ。
ヘイドンのベースはその分、スペースを存分に与えられ、いつもよりもしっかりと前面に出てきて聴こえる。かと言って決して派手にベースを弾きまくるわけでなく、いつものヘイドンの抑えた演奏である。
あくまでも抑制の美学を追求したようなサウンド。夜中にひとりで聴いていたい音だ。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
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Interplay |
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