Funk-A-Diddle 「Funk-A-Diddle」 ベガ・ミュージックエンタテイメント (VGDBRZ0045) 2010 - Japan  


安室裕之(Guitar), 小川文明(Keyboard, Vocal), 水野正敏(Bass), 新谷康二郎(Drums)
-Guest-
清水利香(Sax), Satsuki(Vocal)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ファンク系

1曲目の「Oakland City Funk 」のタイトルからしてもろにタワー・オブ・タワーを連想させるが、でてくるサウンドもそれっぽいファンクである。
ただし、基本編成はギター、KB,ベース、ドラムスの4人でホーン・セクションはいないので、タワー・オブ・タワーのイントロのようなサウンドが1曲目、2曲目と続く。
ひたすらシンプルにノリを追求しているような音で、ボトムでドライブしている水野の重厚なベースと、その上で鳴っている安室の切れ味のいいギターのカッティングがぐいぐいと引っ張っていく。

ゲスト・ヴォーカルが2曲で入るが、1曲はファンクながらエフェクトをかけたヴォイスを使い、もう1曲はバラードなのでちょっと雰囲気が変わる。
小川文明が歌い、サックスソロの入る、「Bang Burn Bump! 」が最もTOPS風になるが、ここでもひたすらベースとギターのリズムの絡みが気持ちよい。

あえてホーン・セクションをいれずに(サックスは入っている曲もあるが1本だけ)、ストイックにファンクのリズムへのこだわりが伝わってくるアルバムだ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay