Corea,Clarke & WhiteForever」ユニバーサルミュージック(UCCJ-3023/4) 2010 Japan  

 Chick Corea(p,key),Stanley Clarke(b),Lenny White(ds),
 Bill Connors(g),Jean-Luc Ponty(vio),Chaka Khan(vo)
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ●ロック系        ECM
 

Ruturn To ForeverChick CoreaStanley ClarkeLenny White(ds)3人+ゲストによるリユニオン・アルバムです。

以前、この3人にAl DiMeola(g)を加えた「Returns」の対として、本作を「Forever」としたのかな?と思えるタイトルですね。

 

本作は2枚組ですが、1枚目と2枚目で傾向が異なります。

 

1枚目はコリア、クラーク、ホワイトによるアコースティックなピアノ・トリオ。

こちらは、ここ数年出ているピアノ・トリオものの延長のような作品で、「ファイブトリオBOX」(6枚組)、「スーパー・トリオ」の続きものに感じます。

4ビートJazzのスタンダードを多く取り上げ、さすがこのメンバーだけに、なかなか素敵なJazzピアノ・トリオを聞かせてくれます。

ただ、これだけJazzピアノ・トリオが続いていただけに、メンバーは違っても、やや手詰まり感は否めません。

そのなかでRTFレパートリーだった”No Mistery”,”Senor Mouse”Jazzバージョンは聴きどころになっています。

 

2枚目はゲストを加え、エレクトリックな演奏が中心。

特にBill Connors(g)を加えたRTFリユニオンは、Al DiMeolaRTFと比べて話題になることが少ないのですが、このリユニオンは非常に嬉しいものです。

Bill ConnorsRTF1枚だけ参加した「Hymn of the 7th Galaxy」は、良い曲も多く、Al DiMeola期とレパートリーがかぶらず、とても楽しめました。

RTF脱退後のBill Connorsは、ECMでアコースティック方向、ホールズワース・ライクなSOLOJazz傾向のアルバムと演奏スタイルを変えていましたが、本作はRTF在籍時のRock的プレイに徹しています。

 

2枚目はチャカ・カーン、ジャン・リュック・ポンティも加わって、バラエティに富んだ面になってます。

 

# メインは1枚目なのでしょうが、2枚目ばかり聴いてしまってます。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay