Elvin JonesMerry Go Round」EMIミュージック・ジャパン(TOCJ 8678) 2010/1971 Japan -Reissue  

Elvin Jones (d),Gene Perla (b, el-b),
Chick Corea(p, el-p),Jan Hammer (p, el-p),Yoshiaki Masuo(g),Don Alias (perc),
Steve GroSteve Grossman(ts, ss),Dave Liebman (ts, ss),
Joe Farrell (ts, ss, fl, picc),Pepper Adams (bars),Frank Foster (ts, afl, acl)
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ECM
 

エルビン・ジョーンズの入手困難盤がとうとうCD化されました。

目に付くのは豪華なメンツ。そうそうたるものです。

 

しかし、何と言ってもチック・コリアの名曲「ラ・フィエスタ」でしょう。

チック・コリア「Return To Forever」(通称カモメ)の人気曲でありますが、これをエルビン・ジョーンズのところで再演しています。

これがオリジナルと比べ、エルビンのドラムが重く、そしてラテン調が強く、ブラスセクションも入っていて、これもまた素晴らしい演奏になっています。

チック・コリア・ファンであれば、この1曲だけのために買っても満足でしょう。

 

これ以外も、Fusion寄り演奏が多いアルバムです。

ブラス・アンサンブルが多く、なかなか心地よいサウンドになっています。

ある意味、ちょっとエルビンのアルバムとしては異端ではありますが、タイトル曲「メリーゴーランド」では可愛らしいメロディとは裏腹に、エルビンの怒涛のドラム・ソロが炸裂します。

また増尾好秋の入った曲は、あまり目立っては無いのですが、要所要所のバッキングが効いています。

 

ちなみにこのアルバムは20年ほど前でも、中古LPで\5,000でした。

自分ルールでは\2,000以上の中古は買わないと決めていたので、これは例外中の例外。

少し高かったけど内容的にはかなり満足しました。

 

レア盤は苦労して入手しても中身がイマイチのことが多いのですが、本作についてはどうして今までCD化しなかったのかが不思議なくらい良いアルバムです。

 

P.S.

なお、LPは縦の見開きで、開くとエルビンの顔全体が出てくるようになってました。

CDでは見開きではないので残念。CDジャケット内側にその写真はあります。

 

# ラテン調の強いチック・コリア「ラ・フィエスタ」は必聴かも。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay