ラリー・カールトンとB’zの松本
孝弘の共演作品です。
実現した経緯はともかく、話題性はありますね。
これまでラリー・カールトンは、共演ギタリストとしてリー・リトナー、スティーブ・ルカサー、ロベン・フォードと共演してきました。
いずれもステレオの左右にギター・パートが分かれて、こちらはカールトン、こちらは誰々というように楽しめました。
しかし、今回の作品はギター・パートを分けていないので、誰が弾いているかは、左右のステレオで判断するのではなく、音そのものやギター・フレーズで判断することになります。
それはこのアルバムの性格をも現しているようです。
今までのアルバムはギタリスト同士の対決を楽しめた「競演」という面を持っていましたが、今回のアルバムは競い合うのではなく、むしろ一緒に演奏した「共演」のアルバムと言えるかと思います。
曲はカールトン、松本でほぼ半々を作曲しています。
サウンドもカールトン側の洗練されたFusion系にあわせている感じですね。
ただ聞けば、どの曲をどちらが作曲したのかはすぐにわかります。
カールトンのプレイは、歌いまくるギターと饒舌なフレーズで、さすがだなぁと思います。
松本のプレイはRock色が濃く、こちらもなかなか健闘しているかと思います。
基本的にサポートを勤めるのはラリー・カールトン側なので、安心して聴く事ができます。
トータルなサウンドで評価すると、これはなかなか楽しめるFusionアルバムに思います。
2人のギタリストが、競うのではなく、共演することで、くつろぎに満ちたアルバムになっている・・・というところでしょう。
# 今までのカールトンのギタリスト共演作とは、一味違ったアルバムですね。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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