Lu7 「Bonito」 Vega Music Entertainment (BGDBRZ0043) 2010 - Japan  


梅垣ルナ(kb), 栗原務(g), 岡田治朗(bass), 嶋村一徳(drums)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○ワールド系

梅垣ルナのキーボードと栗原務のギターかるなるユニットLu7の5年振り、3枚目のアルバム。
岡田治朗のベースと嶋村一徳のドラムスというタイトなリズムセクションを迎え4人編成のフュージョンの王道とも言える編成だ。

楽曲はモーツァルトのカバーが1曲ある以外は全曲、梅垣のオリジナルである。
梅垣はゲーム音楽の制作を長らく手掛けてきたキャリアがあるそうだが、このアルバムではトリッキーなテーマの技巧的な曲からオルゴールを想わせるようなほのぼのとしたメロディーの曲まで幅広いテイストを見せている。

栗原のほどよくディストーションのかかったギターは、難度の高いフレーズも滑らかに聴かせてくれて心地よい。

そして、何よりもこの4人編成のバンドからでてくるサウンドは意外なほどのクラシック・フュージョンが再現されているのがオールド・フュージョン・ファンには嬉しい限りだ。
なにやら新しさと古さが入り混じったようなアルバムである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay