なかなかCD化されなかったBobby Broomのデビュー・アルバムがやっとCD化されました。
それも「Livin’ For The
Beat」との2 in 1です。
1981年当時、GRPから期待の新人としてデビューのBobby Broom。
ソニー・ロリンズのアルバムにも参加し、華やかな活躍と記憶します。
それとデビュー・アルバム「Clean Sweep」もなかなかの好盤。
LPで聴いていた人も、ようやくCDで聴けるでしょうし、これで初めて聴ける人も多いことでしょう。
「Clean Sweep」はCD化が熱望されていたFusionの名盤です。
ポスト・ジョージ・ベンソンだったのかもしれませんが、ギターをふんだんに聞かせてくれます。
特に「Con Alma」はブルーム、マーカス・ミラー、オマー・ハキムのトリオ演奏。
4ビートJazzの演奏で、この1曲のために買ってもというくらいの価値がある演奏です。
数曲では歌も聞かせますが、やはりギター・インストゥルメンタル曲がメインで、その流れるような、歌心タップリのギター・ソロは流石に思います。
そして「Livin’ For The
Beat」は初めて聴いたのですが、歌モノメイン。
打ち込みっぽいリズム、ディスコ(ヒップホップはまだ早い?)という路線です。
正直「どうしちゃったの?」という感じで、これが同じ人の2 in 1というくらい違います。
ハービー・ハンコック「Future Shook」あたりのヒットを狙ったようなサウンド・エフェクトも見受けられ、ある意味懐かしい80年代ポップスサウンドです。
残念ながら「Livin’ For The
Beat」は勇み足だったように思えます。
せっかくの逸材が長年低迷したのも、このあたりが原因だったのかもしれません。
ただし、それでも「Let‘s
Stay Toghether」など、数曲インストゥルメンタル仕立ての演奏はなかなか聞かせてくれます。
どーでも良い話ですが、家族に「Bobby Brownなんか買ったの?」と勘違いされました。
確かに字の並びは似てる(Bobby Bro・・まで)し、ジャケットの雰囲気も・・。(トホホ)
# これで念願だったFusion名盤の1つがやっと初CD化です。 (TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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